Flex2試してみた

さっそくFlex2を試してみました。ゲーム作る環境としてどうなのかなぁと思って。
Flexっていうのは、Flashのアプリケーション開発版です。(Flashは本来は動画のオーサリングツール)
最終的なファイルはFlash形式なので、使う側からはFlashとなんら変わりなく使えるのです。
ここからは技術的な話なので、興味ない人はスルーよろしくです。


Flex2には無料で配布されているSDK(コマンドラインでのコンパイル環境)と、有償のFlexBuilder2とういIDE(Eclipseベースの統合開発環境)があります。
最初は「第1回:開発環境を変える!Free Flex 2 SDK登場:http://www.thinkit.co.jp/free/article/0611/11/1/」を参考にしながら、無料のSDKを試しました。
とりあえず全体の構造が、XML準拠の「MXML」+「ActionScript3」という二つの言語で成り立ってることを理解する。
XMLJava辺りは触ったことがあるので、両方ともすんなり受け入れられました。(しかし、もー年単位で触ってなかったので、かなり忘れてます)
基本的な画面レイアウトをMXMLで書いて、動作部分をActionScriptで書くという形です。
次のコードだけで、ボタンを押したらテキストエリアに「Hello world」と表示されるFlashが創れます。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<mx:Application xmlns:mx="http://www.adobe.com/2006/mxml">
	<mx:Script>
	<![CDATA[
		public function changeText():void {
			ta1.text += "Hello world\n";
		}	
	]]>
	</mx:Script>
	<mx:Button id="b1" label="Click Me" click="changeText()"/>
	<mx:TextArea id="ta1" width="100" height="300"/>
</mx:Application>

うーん、ボタン一つとテキストエリアのインターフェイス部も含めてこの短さとはびっくりです。


最初はSDKだけでやってたけど、途中から感じをつかむためにFlexBuilder2の30日体験版を使いました。
この辺りを触っている感覚は、VisualStudioを使ってアプリケーションを組むのと似てたかな。
VisualStudioよりも生成されるコードが短く、より視覚的にアプリを創れるのは魅力的。
Flashということもあり、いろいろなワイプやらの演出前提で設計されてるので、短い時間でもそれっぽく見えるものができるみたいですねー。
こりゃ、Ajaxよりも簡単でいいですわ。


と、ここまでが今日の成果。
えー、まだホント導入部で止まってます。
というか、まだゲーム全く関係ありませんねw
ここまでやった感じ、やはり(ボタンなどからの)イベント駆動型を前提とされているので、そのままじゃゲームにゃどうだろう……という感じ。
ゲームやるには、MXMLをほとんど使わずにActionScriptで攻めるのがいいのかな?
明日はその辺りを触ってみようかと思いまーす。挫折してなければ続きが書けるはず(ぁ