「チーズはどこへ消えた?」

チーズはどこへ消えた?

物語調に「変化」について語ったビジネス書です。（２０００年の書籍でベストセラーらしい）
序文で「この本であなたの価値観が変わるかもしれない」的なことが書いてありますが、
確かにそういう人もいるかもと思うくらいにいい本でした。
すごく短くて翻訳も悪くいないのでオススメです。（１ページの文字数が少ない上に全部で１００ページもない）

語っていることは当たり前のことながら、私もいろいろ再認識させられました。
日々の中でついつい現状維持を望んでしまいますが、時代は確実に変化します。
時代が変化するのに、どうして自分たちが変化せずに今まで通りの利益を享受できるでしょうか。
特にデジタルな業界はドッグイヤー*1と呼ばれるように変化だらけですからね。
これが判っていても、実践できる人は少ないはず。自分を見直す意味でも、また少し経ったら読んでみたい本です。

*1:本の端を折ることでなく、犬の７年が人の１年に相当することから、１年で７年分の変化が起こると言っても大げさではないＩＴ業界の変化のスピードを示す。