「数学ガール 上」

書店で数学コーナーに置かれている本の、まさかのコミック化!
実は原作の本を買ってあるのですが、ちょっとまだ読めてないです。


タイトルが全てを表していますが、数学+淡い恋物語な感じです。
よくある「数学好きのヒロインが登場する物語」ではなく、ホントに作中で数学やってますw
フィボナッチ数列素因数分解素数、絶対値、倍角公式、方程式と恒等式二次方程式複素平面、ド・モアブルの定理……これらがコミック1巻分で全て出てきます。
すばらしい! そして何より、それぞれの解がエレガント!


と、こういう風に言うとだいたいの人にひかれてしまうのでしまうのでフォローを……。
後書きにも書いてあるように、この作品を楽しむのに数学パートをちゃんと理解する必要はありません。
「何となく判る」とか、「雰囲気は判る」程度で。
ヒカルの碁とか、ハチワンダイバーとか、そんな要領です。
ということで、オススメなので是非読んでみてください!


そうそう、ビックリしたのが、原作者は「プログラマの数学」という本の著者と同じ方なんですね。(こちらも数日前に買って、まだ読んでないのですが……)
この方みたいな活動の仕方はちょっとあこがれますよ〜。
自分も数学をエンターテイメントとして表現できないかと考えているので、なおさらに。