「朧村正」クリア〜

朧村正 特典 特大 屏風型絵巻付き - Wii

朧村正 特典 特大 屏風型絵巻付き - Wii

http://www.mmv.co.jp/special/game/wii/oboromuramasa/index.html
朧村正、最後のやりこみ要素を除いてクリアしました!
百姫・鬼助ともに7〜8時間ほどで、クリア後も少しやっていたのでプレイ時間は計20時間くらいです。


2Dをとことんこだわり抜いた作品で、その面は最後まで遜色ありませんでした。(背景は一部(?)3D、キャラもただの2Dでなく、特殊な処理をかましてるっぽい)
とくに妖怪の類が素晴らしく描き込まれていて、惚れ惚れする出来です。
このあたりは、動画を見てもらったほうが早いと思うので、興味のある方はぜひそちらを。

プレイ履歴

上に書いたとおり、プレイ時間は20時間。
モードはずっと無双(簡単な方)。
集めた刀は108本中101本。(最後まで頑張ろうと思ったけど無理だった……)
レベルはクリア時に40ほど、最終的には76まで上げました。
お気に入りのキャラは虎姫。

気になったところ

ゲームデザイン全般を見ても粗が少なく素晴らしい出来なのですが、気になった点がないわけでもありません。
まずは2人の主人公の違いと役割。
詳しくは語りませんが、ゲームシステム的にはもっと違いがあった方が、シナリオ的にはもっと絡みがあった方が良かったんじゃないかなと思います。


それと、ゲーム全般の平坦さもちょっと気になりました。
刀が増える楽しみはありますが、ザコ敵も序盤からあまり変わらなかったので、ちょっと平坦さを感じてしまいました。(敵に関しては工数的に無理だったんだと思う。それを補填しようとする工夫も見られた)
しかし、そのあたりを考慮してのプレイ時間の短さだと思われるので、その分ひとつひとつのグラフィックに力を入れたということでアリなのかなぁとも思います。

良かったところ

グラフィックは上で述べたとおりですが、その他も特筆すべきところがいくつかあります。


まずは台詞回しが素晴らしい!
少し芝居がかった時代物の舞台のような……そんな雰囲気で描かれていて、世界観を強く打ち出しています。
こういうのは上手くやり通せないと恥ずかしい出来になってしまうのですが、この作品は見事やり通しています。


あとはサウンドが良い感じでした。
とくに通常時からバトル時のBGM切り替えはお見事。
同じ曲のバージョン違いを、シームレスに切り替えている(多分)ところにはこだわりを感じました。
(シームレスにというのは、バトルに入った時に曲の頭から鳴らすのではなく、鳴らしっぱなしで演奏だけ派手にするといった感じ)

満足でした

そんな感じで、短いプレイ時間で濃厚な内容という、まさに自分にはうってつけのタイトルでしたw
良い作品に出会えて大満足です。
購入迷ってる方がいたら、ぜひぜひプレイして下さいませ。