『SEのための「どこでもやれる力」のつけ方』

SEのための「どこでもやれる力」のつけ方

SEのための「どこでもやれる力」のつけ方

「SEのための上質なやる気補充本」でした。
SEとしてやっていくための重要なポイントを、新人・中堅・ベテランというキャリアパスを軸にまとめてあります。


「武器を持つ」や「与えられた仕事に全力で取り組む」「Win-Winを探る」など、目新しい切り口はほとんどありませんでした。
しかし、それらは判っていてもすぐに忘れてしまうし、こうやって再認識することでやる気もUPする重要な点だと思います。
そういう意味で、本書は上質なやる気補充本だと感じました。


最後にひとつ。

人には2種類の経験しかない──それは“成功する経験”と“学ぶ経験”だ、といわれます。つまり、失敗から学ぶことができれば、もはや失敗という経験はあり得ないということになります。

まさに今そういう経験をしているため、この言葉はグッときた!