「天使と悪魔」

天使と悪魔 (上) (角川文庫)

天使と悪魔 (上) (角川文庫)

天使と悪魔 (中) (角川文庫)

天使と悪魔 (中) (角川文庫)

天使と悪魔 (下) (角川文庫)

天使と悪魔 (下) (角川文庫)

ダビンチコードと同シリーズの本作。
映画効果で平積みされてますが、その流れに乗ってみました。


映画はダビンチコード→天使と悪魔の順ですが、原作は天使と悪魔が先なのですね。
今回の敵役は、イルミナティという過去存在していた(?)秘密結社の流れを組む者。
テーマは科学に対する思想の対立。
題材の選び方は、なかなか興味深かったです。


上中巻は面白く読めたのですが、下巻のまとめ方がちょっと微妙だったかも。
いろいろ無理がある感じが……。


しかし、「科学が発展して孤独が深まった」「現在ほど孤独に苛まれている時代は無い」というような言葉は、なるほどなぁと感じました。
東京は冷たい説と同じかな?(少し違う気も……)