「初音ミク -プロジェクト ディーヴァ-」
初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- (特典 ねんどろいどぷち 初音ミク Project DIVA) 付き
- 出版社/メーカー: セガ
- メディア: Video Game
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ボーカロイドの初音ミクのキャラゲーで、内容は音ゲー+αです。
メイン部分の音ゲーは、記号に重なる瞬間に合わせてボタンを押すタイプのオーソドックスなもの。
以下、思ったこと箇条書き。
- PVを見せる意味でも、画面全体を使った記号配置は悪くなかった。
- 記号が見づらい。慣れるまで辛かった。
- ただ、キャラゲーという意味ではPVの明度落としたりするのはあり得ないから、これはこれでいい妥協点かも。
- 難易度低めに調整してあったのはGood!(Normalモードは○と×ボタンしかほぼ使わない)
- 選曲はメジャー曲を中心に、その他ファンが付いている曲を上手く拾っていた。
- ボタンを押した時のSEが遅い気がした。タイミング合わせづらかった。(ボタン押してからSEならすのでしょうがないけど、ほかの音ゲーはこんなに違和感ない気が……)
- ミクのダンスは単体で見ると動きが大げさだけど、ゲームの背景に使うの前提だから、ちょうどよかった。
あと、曲の後半にコンボを決めるほど大量に得点の入るチャンスタイムというシステムがあります。
チャンスタイムをノーミスでやれば、他がどうであろうとクリアできるほど強力なものなのですが、この思い切りの良さがキャラゲーとしては正しかったなぁと。
ここらを含め全体的に、変にこだわりすぎず、いいゲームデザインになってました。
音ゲー以外の要素は大きく3つ。
- ミクの部屋をつくる「レイアウトチェンジ」
- ミクの衣装を変える「モジュールコンバート」
- 好きなステージをつくる「エディットモード」
実はこっちはほとんど遊んでないのですが、モジュールコンバートはファンが喜ぶラインナップになっている様子。
エディットモードはどんな感じに作ってあるのか、あとで試してみたいです。
権利関係がホント大変だったんだろうなぁと思いますが、なかなか攻めの体制で創られたことが感じ取れます。
もともとボカロを好きなスタッフが創ったのかな?と思わせるような、いい作品でした。
(ほぼ100%ニコ動ユーザーのはずなので、権利関係とは反対にマーケティングはやりやすそう。)
そんな感じで、さすがセガ。良作でした。
本数も初週10万本を超えたということで、続編に期待しちゃいます。