「化物語 上/下」「傷物語」「偽物語 上/下」

化物語(上) (講談社BOX)

化物語(上) (講談社BOX)

化物語(下) (講談社BOX)

化物語(下) (講談社BOX)

傷物語 (講談社BOX)

傷物語 (講談社BOX)

偽物語(上) (講談社BOX)

偽物語(上) (講談社BOX)

偽物語(下) (講談社BOX)

偽物語(下) (講談社BOX)

ラノベラッシュのラストです。
前期にアニメをやっていた「化物語」の原作を、最新刊まで一気に〜。


話題の西尾維新作品をそろそろひとつ読んでみようか、と思っていたところなので、いい機会にと手を出してみました。
アニメを先に見ていて、アニメはアニメで表現が深かったわけですが、なるほどこれは文章用に創られた作品なのだと痛感しました。


とにかく言葉遊びが多い。
おそらくは作者の作風なのだと思いますが、この言葉遊びの多さはなかなかにクセになるもので、この直後に読んだ別の作品が物足りなく感じる程でした。
もーこれは、語るより読んでもらったほうが早いと思います。


内容については、ラスト「偽物語 下」(の前半〜中盤)がちょっとヒドイな……と思ったくらいで、他はかなりのクオリティです。


文章のクセは強いし、外装やページのフォーマットは普通の文庫に慣れてる人にはいまいち手が伸びない感じかもしれません。
しかし、それだけで敬遠するにはもったいない作品なので、特にアニメが好きだった人にはぜひぜひ読んで頂きたい作品です!