「できる人の勉強法」
- 作者: 安河内哲也
- 出版社/メーカー: 中経出版
- 発売日: 2006/12/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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著者が予備校の英語講師の方で、ご自身が学生時代から今に至るまでの体験談を含めて、勉強に対する考え方や具体的な方法が書いてあります。
予備校の講師ということで、ご自身の体験だけでなく、生徒に効果があった方法なども紹介されてたのはなかなかよかったかも。
「勉強すべきときに集中し、睡眠時間はしっかり取る」などの基本的なところから、
「勉強でストレスが溜まっているという時、本当にその通りのときと、
(集中せずに勉強していて)実質勉強をやっていないという焦りによるストレスがある。
後者の場合は、休養するより勉強した方がいい」
など納得な話まであり、その辺は面白かったです。
自分の場合は目的が受験勉強とかではないのと、ある程度自分の方法ができてしまっているので、「よしこれを明日からやろう」的なのはなかったです。
勉強はしたいけどやってない人などにはオススメかも。
少し自分には違うかもなぁと思ったのは、詰め込み具合ですね。
この本は「トイレ・お風呂にも勉強道具(英単語帳からCDなんでもいい)を持ち込め。積み重なったら1ヶ月で○○時間になる」とありましたが、これは自分には当てはまらないです。
というのも、こういう時に頭をフリーにすると、結構いい発想が浮かんだりするから。
そこで出る発想は、PCに向かってアイディアをひねり出してるときとは違った方向性の発想で、なかなか貴重だったりします。
お風呂などでも何か詰め込もうとしてたら、そういう発想は出てこなくなってしまうかなと。
そりゃ、クリエイティブな発想を求めると、詰め込みばかりじゃいかんですな。