「ナイチンゲールの沈黙」

ナイチンゲールの沈黙

ナイチンゲールの沈黙

チーム・バチスタの栄光」の舞台・登場人物を引き継いでの作品です。
まだ文庫化されてなかったので、久しぶりにハードカバー買っちゃいましたよ〜。
ハードカバーって大きいから好きじゃないですけどね……(ラノベは最初から文庫で出してくれるので好きですw)


内容的には、前作と同じくらい楽しませてもらいました。
今回は多少ファンタジー混ざってましたね〜。
やっぱりこのシリーズの魅力は、病院という舞台がリアルに書かれているところと、個性豊かなキャラだと再認識。
(トリックとか、その辺りはそこまで重要じゃないと思うんです、この作品の場合)
主人公2人のうちの1人が後半まで出てこなかったり、そもそも事件すら後半にならないと起こらないなど後半に寄った構成も前作同様でしたが、前半も全く飽きずに読むことができました。この辺りはホント上手い。


みんな察しがよすぎたり、流れが理屈っぽくて自然じゃないところがあったのは気になりましたが、全体的には大満足。
前作を楽しめた方には、オススメです。