「赤と黒 (まんがで読破)」
- 作者: スタンダール,バラエティアートワークス
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2008/03/01
- メディア: 文庫
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文庫で読もうかなぁと思ってたのですが、ちょっと手が出なくてこっちにしちゃいました。
(多分「いや、文庫で読むべきだ!」と言ってたら、ずっと読まなかったと思うw)
赤と黒とは、軍人と聖職者の服の色のことを指します。
平民生まれの主人公が地位を求めてのし上がっていく課程と、その中で出会う恋を描いた物語です。
原作を知っている人から見たら本来の味が失われているのかもしれませんが、個人的には楽しめました。
古くさいところは確かにあるのですが、いまも十分通用するおもしろさです。
あと、当時の時代風景がリアルとしてそこに存在するのも、ひとつの魅力。
「赤と黒」気にはなっているけど、手を出すにはちょっと気が重い。そんな方にはぴったりの1冊だと思います。