「目標を突破する 実践プロジェクトマネジメント」

CD‐ROM付 目標を突破する 実践プロジェクトマネジメント

タイトルはかなりアバウトですが、内容はTOC-CCPM（クリティカルチェーン）に関する本でした。
全体的には「ちょっと冗長だけど良いことが書いてある」という印象です。
そういう意味も含めて、ネットワーク図について語ってある「ベースラインで成功する プロジェクトマネジメント」（リンクは本ブログの書評）とすごく似てると感じました。

所々「ん？」と引っかかるところがありましたが、それはいままで私がいたプロジェクトマネジメントの“文化圏”と違うからだと思います。
私はPMBOKとアジャイル中心で学んできましたが、この本はP2M（PMBOKを再構築・拡張したような形の日本のプロジェクトマネジメント標準なのかな？）とTOC-CCPM中心のまとめ方なんじゃないかなと。
違う“文化圏”に触れてみるという意味では、読んでホントよかったです。

うーん、しかしなんだろう……まだ納得しきれない感じが残ってる……。
多分それは、本書が悪いわけでなく、理解し切れてないためにアレンジなしでそのままの形で適応させようとしてるからだと思います。
というわけで、今度参考文献などを当たってみることにします！

あと、本書はかなり独特なノリ（よく言えばフレンドリー、悪く言えば内輪ノリ）でまとめてあるので、そこは人を選ぶところかもしれません。
私はちょっとこのノリには馴染めないかもｗ