「DS向け新作ゼルダを発表――GDC 2009で任天堂・岩田聡氏が語ったこと」

http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0903/26/news038.html
GDCの基調講演で任天堂の岩田さんが語ったことのまとめです。
その中で、気になった部分はここ。

 講演では潤沢な資金を投資できることから“任天堂のゲームしか売れない”とする見方が存在することに触れ、任天堂宮本茂氏の開発スタンスを例に、チャンスはどこにでもあるのだと強く説明。他人を観察し、コミュニケーションを取り、しっかりとできあがりのイメージをし、なるべく小さなチームで始め、なによりも楽しみ、失敗を恐れずに取り組むといった宮本氏の開発姿勢を紹介した。


実際にWiiやDSは任天堂と一部のメーカーが爆発的に売れて、それ以外は悲惨な結果になってます。
各メーカーがこぞって参戦した任天堂ハードは、サードパーティーに限って言えばかなり勢いを失ってるのではないでしょうか。
逆に、PSPは大ヒットはしないがそこそこ売れるということで、DSからPSPに移行しているメーカーも多いように感じます。


それを打開する意味でも、確かに上に書いてあるような「小さく初めて大きく育てる」方法には賛成です。
宮本さんはこの方法でやってらしたんですね。
このあたりは開発手法的な話になってくるので、いずれちゃんとまとめてみたいなぁと思ってます。


しかし、中小の企業だと、プロジェクトの時期ごとに大きく参加人数を変えるのはなかなか大変なのかも……。(外注を上手く使うくらいしか良い解決策が思いつかない)
うーん、難しい。