ユニケージ開発といものを知った

情シス、ベンダーがそれぞれの仕事を全うすることがベストな関係を生む〜良品計画がシステムを内製する理由
http://enterprisezine.jp/article/detail/1380


Twitterで@NisoさんがURL載せてくれていたので、飛んでみました。

無印良品」ブランドでおなじみの良品計画。いまや海外15カ国にも展開するなど、好調な事業を支えるのが、“ユニケージ開発”と呼ばれる独特の開発手法だ。Linux標準装備のシェルスクリプトの他は、開発言語やデータベースなどを一切利用せず、1〜2週間というきわめて短い開発期間で、次々にシステムをリリースしていく。


なるほど、シンプルイズベストで、プログラムで扱いやすい形のままデータを扱うことで、速さを手に入れるということのようです。

結論から言えば、「速さが全てを駆逐する」んですよ。速いことが全ての諸問題を消し去った。 


完璧にやろうとせずに7割主義で挑めば、不都合は速さに駆逐されるとのこと。
時代が肥大の方向に向かっているのに対して、速さの一転突破。


確かにグラフィカルなものは最初から用意されているよりも、
必要だと思ったものを目的を持ってグラフィカルにする方が効果が現れるかもしれないと思わされました。


ゲーム開発を考えてみた時、もちろんデジタルゲームはグラフィカルなものなので、テキストデータのまま処理するというのは無理です。
しかし、各社の社内ツールやデータ形式が複雑化している今、本当にそこまでの複雑さが必要なのかは疑問に感じることがあります。


ということで、企画屋でも簡単なスクリプトを一つか二つ憶えていた方がいいと思うわけです。
ゲーム業界は企画屋だけでなく、プログラマスクリプト(独自スクリプトでなく、PerlRubyなどの汎用スクリプト)には疎い気がするんですがどうなんでしょうか?