ゲーム業界就業人口をフェルミ推定してみる

よく電車やお風呂でゲーム業界の就業人口(コンシューマソフト開発職)をフェルミ推定*1してるので、それを晒してみます。
ホント、大雑把なので注意。

ゲームの発売タイトル数からの切り口

毎年ゲームタイトルは800〜1000タイトル発売されている。(低価格・廉価版除く)
ここでは、1000タイトルとする。


開発規模を大小二つのグループに分ける。
グループ1 開発規模10人 開発期間1.0年 年間850タイトルと仮定
グループ2 開発規模50人 開発期間1.5年 年間150タイトルと仮定
※1プロジェクトにべったりな人間は少ないので、人数は少なめに換算。


グループ1の就業人口 = 10人 * 850タイトル * 1.0 =  8500人
グループ2の就業人口 = 50人 * 150タイトル * 1.5 = 11250人
∴ 約20000人

市場規模からの切り口

業界全体が大きく儲かりもせず損もしていないという仮定の上で計算。


ソフトウェアの年間市場規模は約8000億円。(海外出荷含む)
ソフト1本あたりに含まれる現場開発予算は30〜40%?(超適当)
年間開発市場規模 = 8000億円 * 0.4 = 3200億円。


クリエイター1人あたりの平均人月80万。(適当)
平均人年 = 80万 * 12ヶ月 = 960万円 → 約1000万円


就業人口 = 3200億円 / 1000万円 = 約32000人
∴ 約32000人

まとめ

ということで、 “25000人±50%” くらいなんじゃないかなーと推定してみます。


さらに職種別に感覚で推定してみると、
企画職      4700人±50%
プログラマー職  8000人±50%
デザイナー職  12000人±50%
サウンド職     300人±50%
てな感じでしょうか。(ホント概算です。デザイナー職の割合がもう少し高い気がしてきた)


軽くググったんですが、パッと正解が見つかりませんでした。
知っている方がいたら、教えてくれたら嬉しいです!

*1:大雑把にいって、記憶を頼った超概算。詳しくはググって下さい。