プロジェクトマネジメントの守破離

昨日紹介した本の一説に、次のようなものがありました。

ここで注意すべきは、アドリブは、基本となるマニュアルをしっかりマスターした上で行えるものだということです。


アジャイルの話で、よく「PMBOKとは相反する」とか「PMBOKと併用すべき」というような話題がよく出ますが、ようはコレなんじゃないかなと思いました。
PMBOKがマニュアルで、アジャイルやその他プラクティスが臨機応変なアドリブということです。

守破離に当てはめると

また、物事の習得段階を表す言葉として、「守破離」というのがあります。
意味はそれぞれ、

守:指導者の教えを守り、型を身につける。
破:型を自分なりにアレンジする。
離:自分の型を作り出す。

という意味です。
3文字なのに奥深いこの言葉、私のお気に入りです。


マニュアルとアドリブのことを考えていて、守破離のことが頭に浮かびました。
これらをもう少し言い換えると、

守:PMBOK
破:PMBOKをアレンジ
離:アジャイル系など

と解釈できないでしょうか。
コレに気づいたとき、自分の中でなにかぴったりとかみ合いましたが、いかがでしょうか?
意見お待ちしてます!


前に書いたこっちも参考として張っておきます。