ゲームプロジェクトマネジメント勉強会#2
http://sites.google.com/site/gpmahome/studysession02
土曜日、前回に引き続き第2回を開催してきました!
今回も無事開催できて良かった〜。
内容は前半が私の発表で、後半はLT大会。
スタッフが1人、前日に仕事が入って参加できなかったのが残念。
オープニング前
1名ちょっと遅れるということで、今回は時間が余りそうだったということもあり待つことにしました。
ただ待つのもなんだったので、時間が余った時のために用意していたフェルミ推定の問題をみんなで解くことに。
フェルミ推定というのは、いわゆる「シカゴにピアノの調教師は何人いるか」というような、地頭力を試す問題です。
Think!別冊NO.1 一流の思考力に「日本の電柱は何本あるか」という問題が出ていて、今回はコレを使わせて頂きました。(実は、コレを読んでるときに「余興としてやったら面白いかも」と思いついたのです)
結構ばらつくかなと思ったら、ほぼ全員私よりいい答えを出してましたヨ。
個人的には面白かったけど、アイスブレイクとしては上手くいったかはどうなんだろ〜。
前半:「よりぬきPMBOK 〜ゲーム開発風味〜」
「よりぬきPMBOK 〜ゲーム開発風味〜」というタイトルで発表をしてきました!
前回はプロジェクトマネジメント手法や開発手法の紹介だけした形で終えたので、次はPMBOKかAgile系か、はたまた全く別のをやるか悩んだのですが、やはり基本だろうということでPMBOKにすることに。
今回も資料UPしたので、もしよかったらどうぞ〜。(発表で使ったものから、会場で指摘を受けた部分を手直ししてあります)
↓SlideShareのコンバートの関係で、ちょっと崩れてるところがあります。あと、まとめてだと上手くいかなかったので3分割。
追記:あまりにも重いので、直接表示させるのはやめました。後でpdfかなんかも作っておきます。
追記090127:こちらにPDFをUPしました。
1/3:http://www.slideshare.net/minamo/pmbok-web01-presentation
2/3:http://www.slideshare.net/minamo/pmbok-web02-presentation
3/3:http://www.slideshare.net/minamo/pmbok-web03-presentation
PMBOKを全部ちゃんと解説するのは時間的にも自分のスキル的にも無理なので、
- 判りやすい
- すぐに使える
- 契約関係などは省く(参加者の大半は身近な話ではないので)
あたりを基準に、プロセスを選定して解説しました。
解説と言っても時間の関係で細かいところまでは突っ込みませんでしたが、それはそれでちょうどよかったのかも。
あと、例外として「品質・マネジメント」については避けました。
“ゲームにおいて何を品質とするか”という大きい問題があるためです。
難しい問題ですが、定義できるところはちゃんと定義しないと話が進まなくなるので、次はコレに関してのディスカッションとかでもアリかもと思ってます。
ちなみに、今回は前回よりも資料まとめるのに苦労しました〜。
PMBOKについてはある程度判ってるつもりでいましたが、“知ってる”だけで“理解出来ている”レベルまで全く達していなかったことを実感。
すべてのプロセスを調べ直して、どれを取り上げてどれを省くかの作業が結構大変でした。
いや〜、ホント、いい勉強になりました。
後半:LT×6本
後半は勉強会でおなじみ、ライトニングトークスです。
決して、すでにネタが尽きて発表を他の人任せにしたわけではありません。
ゲーム業界にもLTを根付かせるんだ!という崇高な理想からの行動です(ぁ
発表のタイトル一覧はこのような感じでした。
- 『ペアフォトショップ2008 冬 〜 UIの章 〜 』
- 『リアリティを求めるユーザー心理の考察』
- 『カレーを食べよう!!』
- 『人は自分の都合の良いように物事を捉える』
- 『バリアフリーエンターテインメント』
- 『映画「ティンカーベル」のあらすじ 銀の弾丸について』
予想してたより面白かったです!
スライド使ってのプレゼンって案外やる機会がないので、学生時代以来だった人もいたんじゃないでしょうか。(私が前回そうでしたw)
それとは逆に、場慣れしてそうな人はやっぱり上手かったです。資料の作り方から、話し方まで。
それに比べて私は、ホント素人な感じ……。腕を磨く意味でも、発表する場数を増やしたいなあ。
とりあえずLTは毎回取り入れる方向で考えてます。(本数は減らすかも)
懇親会
終了が15:00過ぎだったので、店探しには苦労しました……。
結局はFlorianさんが心当たりあるということで、おまかせしてしまうことに。
ホント、助かりました!
その場の一部の人で、開発手法についての議論が白熱しましたw
主に「アジャイルVS反アジャイル」という感じでしたが、なかなか実のあるものでしたよ〜。
(でも、アジャイルでもアジャイルでないにしろ、マイクロマネジメントは良くないと思います!)
今回の教訓は……「自分がアジャイルを他人に説明できるほどしっかり理解出来ていないのではないか」ということ。
これは今回のPMBOKと同じように、インプットが足りないのではなくアウトプット(実践も含めた意味で)が足りないせいかもしれません。
ここでの議論は惜しいところでタイムアップになってしまったので、続きはまた改めてやりましょう!>あの場にいた特定の人
次回以降
今回はこんな感じで無事成功で終えました〜。参加者、会場を貸して頂いた母校、そしてスタッフに感謝!
スタッフ間でも話してたのですが、やっぱりこういう場はモチベーションを高める効果がありますね〜。
ということで、ゲーム業界で勉強会ブームを起こす野望は引き続き継続中ということでw
あと、この勉強会はいまはクローズド(招待制)でやってますが、近いうちにオープン化する方向で動いてます。
会場の問題でちょっと苦労してますが、春あたりにはオープン化初回をやりたいなぁと。
うーん、オープン化したら、参加人数がどうなるのか全く予想が付きません。減るかもしれないし、爆発的に増えるかも。でも、増えすぎるとスタッフのキャパ超えるし……。
なにはともあれとりあえずやってみれば判ることですね!
会場と告知の方法は考えますが、そのときはよろしくです。